​美術舗 播新

播新は神戸市元町商店街内で、明治14年（1881年）から古美術商を営んでおります。

明治14年の8月に大阪の古道具屋「播磨屋」の太田新次郎が鎧兜・武具刀剣・仏像などの古美術を扱う「播新」を元町通1丁目に開店。店は明治20年（1887）に元町通3丁目山側に移転、さらに後には、神戸尋常小学校の移転した「元三分教場」の敷地跡地（現在地）に移転しました。店前に大仏像を置いた木造3階建の「播新」にはメリケン波止場に降り立った外国人観光客が人力車で向かう店として賑わい、リチャード・ゴードン・スミス（明治31年に初来日したイギリス人の日本古美術品収集家）が残した日記には、西灘・求女塚にあった「播新」の別荘を正真正銘の日本古美術品の博物館だと激賞しています。

大正期には鈴木商店の金子直吉が贔屓とし、昭和期には来神したチャップリンも訪れた古美術店となっています。

長年の経験と知識で確かな商品を取り扱っています。東洋陶磁・茶道具・書画・蒔絵などの古美術品から、近世の巨匠作家の作品まで幅広く揃えております。

本物をお売りになりたい方、本物をお買い求めになりたい方・・・

ご所蔵の美術品を処分検討の節には、お気軽に「株式会社播新」までご連絡ください。